最近大型の園芸店に行くと、「プリンセチア」という名前の鉢植えの観葉植物を見かけることがあります。
「ポインセチア」という植物なら知っている人は多いでしょうが「プリンセチア」というのは、新しい植物なのでしょうか。
それでは、この「プリンセチア」とはどういう植物でしょうか。
また、「ポインセチア」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ポインセチア」と「プリンセチア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ポインセチア」とは?
「ポインセチア」とは、メキシコ原産の鉢植えで楽しむ観葉植物で、ちょっと見ると大きな花のように見える濃い赤色の葉が特徴です。
これは、花ではなく、実際の花は赤い葉の中央にある小さな黄色や色の部分です。
「プリンセチア」とは?
「プリンセチア」とは、サントリーフラワーズが「ポインセチア」を品種改良して作り出した、鉢植えの植物です。
形や育て方は「ポインセチア」と変わりませんが、「ポインセチア」では濃い赤色だった葉の色が、淡いピンクや白になっています。
「プリンセチア」という名前は同社によって商標登録されており、「プリンセスのようにかわいらしいポインセチア」という意味で名付けられました。
「ポインセチア」と「プリンセチア」の違い
「ポインセチア」と「プリンセチア」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの植物は、結論から言えばもともとは同じ種類の同じ植物です。
前述のように「ポインセチア」を品種改良して人工的に作り出したのが「プリンセチア」ということになります。
まとめ
この記事では、「ポインセチア」と「プリンセチア」の違いを、解説してきました。
昔から鉢植えの観葉植物として広く親しまれてきた「ポインセチア」の大きな特徴であり、逆に欠点にもなっているのが「赤い葉」です。
クリスマスのような時期には適していますが、濃い赤色が雰囲気を決定づけてしまうので、融通が利かないとも言えます。
そこで作り出されたのがピンクや白の薄い色の葉を持つ「プリンセチア」で、色を替えたことによって、おける場所やプレゼントとしても汎用性が上がったと言えるでしょう。