この記事では、「だらだら」と「きびきび」の違いを分かりやすく説明していきます。
「だらだら」とは?
「だらだら」の意味は以下の通りです。
1つ目は「液体が大量に流れ続ける様子」という意味で、濃い液体がゆっくり流れる様子のことです。
2つ目は「ゆるやかな坂道が続く様子」という意味で、わずかな傾斜の道が長く続くことです。
3つ目は「同じことがずっと続く様子」という意味で、変化に乏しく長時間続くことです。
4つ目は「気持ちがたるんでいる様子」という意味で、しまりのない態度を取ることです。
「だらだら」の言葉の使い方
「だらだら」は副詞で、「だらだらする・した」「だらだら歩く」などと使われます。
語源は「垂れる(たれる)」という言葉で、「液体などが少しずつ落ちること」という意味です。
ここから「たらたら」「だらだら」に変化して、「ゆるやかに長く続く様子」として使われています。
「きびきび」とは?
「きびきび」の意味は「人の話し方や動作などが生き生きとして気持ち良い様子」です。
言動に歯切れがあり、素早くて心地よく感じることです。
「きびきび」の言葉の使い方
「きびきび」は副詞として「きびきびする・した」「きびきび動く」などと使われます。
語源は「気味(きみ)」という言葉で、「気持ち・気配がある」という意味です。
「気味気味」と2度続けることで「気持ちがこもる」「やる気がある」「歯切れがある」という意味を強調しています。
「だらだら」と「きびきび」の違い
「だらだら」は「ゆるやかに長く続く様子」「気持ちがたるんでいる様子」です。
「きびきび」は「やる気がある様子」「素早くて歯切れの良い様子」です。
「だらだら」の例文
「だらだら」の例文は以下の通りです。
・『坂道がだらだらと続く』
・『会議がだらだら長引く』
・『毎日だらだら生活する』
「きびきび」の例文
「きびきび」の例文は以下の通りです。
・『朝からきびきび行動する』
・『きびきびした足取りで動き回る』
・『きびきびした口調で命令する』
まとめ
今回は「だらだら」と「きびきび」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。