この記事では、「鷲鼻」と「ローマ鼻」の違いを分かりやすく説明していきます。
「鷲鼻」とは?
「鷲鼻」は「わしばな」と読みます。
意味は、「鼻筋が弓なりに曲がり、先端のとがった形の鼻のこと」です。
「鷲鼻」の言葉の使い方
「鷲鼻」は人の鼻の形を表す言葉として使われます。
「鷲」は「タカ目の鳥の名称」という意味、小動物を捕食するために、大きな曲がったくちばし持っています。
この鷲のくちばしの形に似ていることから「鷲鼻」と呼ばれる様になりました。
「鷲鼻」は「鉤鼻(かぎばな)」とも呼ばれ、「鉤」は「物をひっかけるのに使う先の曲がった金属製の器具」という意味、ちらもその形状から名づけられています。
「ローマ鼻」とは?
「ローマ鼻」とは、「目頭の間にくぼみがあり、そこから鼻筋が真っすぐにのびた形の鼻のこと」です。
「ローマ鼻」の言葉の使い方
「ローマ鼻」は人の鼻の形を表す言葉として使われます。
顔の彫りが深く、目と目の間がくぼんでいて、そこから鼻先まで高くストレートに鼻筋がのびています。
古代ローマの彫刻に良く見られる鼻の形であることから名づけられました。
似た様な表現に「ギリシャ鼻」がありますが、こちらは目の間のくぼみがなく、額からまっすぐに鼻筋がのびた形に使われます。
「鷲鼻」と「ローマ鼻」の違い
「鷲鼻」は「鼻筋が弓なりに曲がり、先端のとがった形の鼻のこと」です。
「ローマ鼻」は「目頭の間にくぼみがあり、そこから鼻筋が真っすぐにのびた形の鼻のこと」です。
「鷲鼻」の例文
「鷲鼻」の例文は以下の通りです。
・『鷲鼻は美人顔に見える』
・『海外の魔女は鷲鼻をしている』
「ローマ鼻」の例文
「ローマ鼻」の例文は以下の通りです。
・『ローマ鼻はエキゾチックに見える』
・『大きなローマ鼻がコンプレックスだ』
まとめ
今回は「鷲鼻」と「ローマ鼻」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。