関東以西の方にはわかりづらい?
この記事では、「蔵王ロープウェイ」と「蔵王中央ロープウェイ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「蔵王ロープウェイ」とは?
蔵王ロープウェイ株式会社が運営。
山麓線と山頂線の2路線で運行されています。
蔵王山麓駅は蔵王温泉を基盤とした駅、樹氷高原駅は山麓線と山頂線の乗り換えのために存在。
蔵王地蔵山頂駅は山頂線の終点になります。
15分刻みでの出航となっており、山頂からスキーやスノボで降ってこない場合には往復だと6000円近くの出費を強いられる事になります。
「蔵王中央ロープウェイ」とは?
運営会社は蔵王観光株式会社。
温泉駅から鳥兜駅までの運行になっています。
延長距離は1787メートル強、高低差も600メートルに足りない程度になります。
総所用時間は7分30秒程度、1人からでもライドオン・オフできるため待ち時間は繁忙期でも少なく往復しても20分かからない程度。
当然費用も往復チケットならば1800円程度済むのが特徴であり長所と言えるでしょう。
「蔵王ロープウェイ」と「蔵王中央ロープウェイ」の違い
「蔵王ロープウェイ」と「蔵王中央ロープウェイ」の違いを、分かりやすく解説します。
根本的な違いは運営会社が違う事だと言えます。
また前者は乗り換え駅を含めると約800メートルの高低差があるため、終点はスキーヤー・ボーダーのメッカになっていると言っていいでしょう。
営業距離も当然長く両路線を合わせると3. 5キロにもなります。
その分往復運賃も高く往復チケットで5300円になるほど。
また1つのゴンドラに乗れる人数も多く53人。
山頂線は18人と少なくなるものフランスのトロワバレーやオーストリアのアールベルクをはじめとした欧州のスキー場ではお馴染みのフニテルを採用しているのが特徴と言っていいでしょう。
一方の蔵王中央ロープウェイは運行距離は短いうえに4人乗りのゴンドラと気軽に使えるのが売り物だと言っていいでしょう。
随時出発で気軽に使えます。
鳥兜駅で下車後は中央ゲレンデでスキーを堪能。
ダイヤモンドバレーまで向かって復路は同一料金の蔵王スカイケーブルを使うプランも考えられます。
この場合も往復で2000円程度の費用しかかかりません。
まとめ
2つのロープウェイの違いは運営会社の違いであり運航路線、距離の違いだと言っていいでしょう。
蔵王ロープウェイの山頂までの運航距離は3. 5キロ、高低差800メートル、時間も費用もそれなりに必要です。
蔵王中央ロープウェイは運航距離は距離は短いのが特徴。
到着先にゲレンデがあり、ゲレンデを移動すれば蔵王スカイケーブルにアクセスできる利便性の高さは見逃せないところでしょう。
またゴンドラは4人乗り、随時出発、値段も片道1000円程度で気軽に使えるロープウェイだと言えます。