この記事では、「若松」と「門松」の違いを分かりやすく説明していきます。
「若松(わかまつ)」とは?
「若松」とは、生えてからあまり年月の経っていない松のことを言います。
あるいは、正月の飾りにする若い松のことを表しています。
「若松」の「若」は、「わかい」、「おさない」、「未熟」などの意味があります。
また「松」は、「まつ」、「マツ科マツ属の常緑高木の総称」、「長寿や繁栄のシンボル」などを指しています。
そのため、漢字の意味から見ると、「若松」は「若い松」と言う意味合いになります。
「門松(かどまつ)」とは?
「門松」とは、正月に家の門口に立てる飾りの松のことを言います。
「門松」の「門」は、「かど」、「もん」、「家の出入りする場所」などの意味を持っています。
また「松」は、前述のとおりになります。
そのため、漢字の意味から見ると、「門松」は「門の松」と言う意味合いになります。
「若松」と「門松」の違い
「若松」と「門松」の違いを、分かりやすく解説します。
「若松」とは、生えてからあまり年月の経っていない松や、正月の飾りにする若い松のことを意味しています。
一方、「門松」は正月に家の門口に立てる飾りの松のことを表しています。
「若松」と「門松」はどちらも正月に飾る松ですが、「門松」は家の門口に立てる飾り松のことを指しているので、この点に違いがあります。
また、「門松」には細長い形をした「若松」が使われています。
まとめ
「門松」と関連した意味の語には、「松飾り(まつかざり)」、「飾り松(かざりまつ)」、「立て松(たてまつ)」などがあります。
「松」を含む熟語は他にも、「赤松(あかまつ)」、「唐松(からまつ)」、「椴松(とどまつ)」、「這松(はいまつ)」、または「姫松(ひめまつ)」などが挙げられます。
「松」は日本の正月には欠かせないものなので、他の言葉と併せて覚えておくのも良いでしょう。
それぞれの言葉の意味を知り、適切に使っていきたいものです。