この記事では、「デフォルメ」と「等身」の違いを分かりやすく説明していきます。
「デフォルメ」とは?
「デフォルメ」には2つの意味があります。
1つ目は対象のものを変形や誇張すること。
2つ目は物事を歪めて伝えること。
です。
つまり、「デフォルメ」の場合は、そのもの自体の大きさや見た目ではありません。
アート分野では、対象物を可愛く見せるためや誇張するために実物とは異なり、頭を大きくしたり、足を短くしたりする技法を用います。
これが「デフォルメ」です。
また、話を面白おかしく誇張したものを「デフォルメされた話」と言います。
「等身」とは?
「等身」とは、高さが人の身長に等しいことを意味します。
「等身大パネル」とは、つまり、人の身長と等しい大きさのパネルとなり、その人物の大きさそのものをパネルにしたものを指します。
「デフォルメ」と「等身」の違い
「デフォルメ」と「等身」の違いを、分かりやすく解説します。
「デフォルメ」と「等身」は全く異なった意味を持つ言葉です。
例えば、「デフォルメのフィギュア」と「等身のフィギュア」を比較した場合、同じモデルのフィギュアでも見た目に大きな差が生じます。
「デフォルメのフィギュア」の場合、頭を大きくしたり足を短くしたりしているため、実物とは見た目が大きく異なります。
一方、「等身のフィギュア」の場合は、実物そのものをフィギュアにしているため、実物に近いフィギュアになります。
このように、実物とは異なり誇張されたものが「デフォルメ」。
実物そのものが「等身」といった違いがあります。
「デフォルメ」の例文
・『関西の人は、デフォルメされた話が好きです』
・『私は人の似顔絵をデフォルメすることが得意です』
「等身」の例文
・『人気俳優の等身大パネルを見に行ってきました』
・『展示されている人形がすべて等身大だと聞き驚きました』
まとめ
以上のような違いが「デフォルメ」と「等身」にはあります。