この記事では、「主婦」と「無職」の違いを分かりやすく説明していきます。
「主婦」とは?
掃除、洗濯、育児など、家庭生活に欠かせない行為を切り盛りする女性のことです。
一般的には、既婚または内縁の女性で、家事を行う人を指します。
「主」という漢字には、おもな、中心となるもの、中心となって働くこと、「婦」という漢字には、つま、おんな、成人した女性という意味があります。
このことから「主婦」とは、あることを中心になって行う女性という意味があることがわかります。
実家暮らしをしている未婚の女性で、掃除や洗濯などを担当している人もいることでしょう。
しかし、この言葉が意味する女性とは、既婚または内縁の人なので、家事を担当していても未婚の女性はこの言葉が意味するものにあてはまりません。
家事には、掃除がけ、おふろ掃除、洗濯、食器洗い、料理などさまざまなものがあります。
この言葉が意味する人は、これらを切り盛りしています。
「無職」とは?
定まった仕事がないことです。
この場合の職とは、生活を維持するための金銭を得る手段としての仕事を指しています。
「無」という漢字にはない、「職」という漢字にはしょく、仕事という意味があります。
このことから「無職」には、仕事がないという意味があることがわかります。
仕事についている、ついていないという意味で、年齢や性別、既婚・未婚などは問いません。
どの年代の人でも、男性でも女性でも、既婚者でも未婚者でも、定まった仕事についていない人のことをいいます。
「主婦」と「無職」の違い
「主婦」と「無職」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は家事を主に行う既婚または内縁の女性のことです。
性別は女性で、既婚または内縁という定義があります。
仕事についている、ついていないという意味合いの言葉ではありません。
後者は定まった仕事についていない人のことです。
性別や年齢、既婚・未婚は問いません。
まとめ
どちらも仕事についていない人といえますが、「主婦」は金銭を得るための仕事についている、ついていないという意味合いではありません。