「語句」と「単語」の違いとは?分かりやすく解釈

「語句」と「単語」の違いとは?違い

この記事では、「語句」「単語」の違いを分かりやすく説明していきます。

「語句」とは?

「語句」とは言葉や言葉を組み合わせたものを指す言葉です。

語が言葉を表す文字であり句が1つ以上の言葉を組み合わせたものという意味になります。

「語句」という場合単体の言葉ではなく複数の言葉を組み合わせたものを一つのまとまりとして扱い指すという使われ方が多いでしょう。

ただしそれは文章と言う程長い文字列ではありません。

いくつかの言葉を組み合わせた程度の短い文が句であり、「語句」も言葉一つよりは長くなりますが長文は含まない言葉です。


「単語」とは?

「単語」とは単体の言葉を指します。

「単語」自体も一つの言葉という意味の「単語」ですし、先に説明した「語句」も言葉や言葉の組み合わせをひとまとめにしたものという意味の「単語」です。

文章は基本的にそれぞれ独立しているいくつもの「単語」を助詞や接続詞などの品詞を使って組み合わせることでできています。

また「単語」と言うと人や走るなどを指すと思われがちですが、人が走るという場合には人も走るはもちろんその二つを繋げている助詞であるがも一つの「単語」です。


「語句」と「単語」の違い

「語句」「単語」の違いを、分かりやすく解説します。

単体の言葉やいくつかの言葉を組み合わせたものを一つのまとまりとして指すものが「語句」で、単独の言葉を指す言葉が「単語」です。

「語句」は単独の言葉を指して使うこともあれば、少数の言葉を組み合わせてできた短文を指すこともあります。

しかし「単語」は他の複数の言葉が組み合わさることでできている別の意味を持つ一つの言葉を指すことはあってもあくまで単独の言葉だけを指し、それを組み合わせた文章を指すことはありません。

まとめ

あらゆる言葉の一つひとつを指すのが「単語」で、それとそれらのいくつかを組み合わせたものを一つのまとまりとして指すのが「語句」と言えます。

なので「語句」の方が長くなっている事が多いですが、言葉の基本は「単語」になります。

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