この記事では、「要請」と「お願い」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「要請」とは?
危機的な状況のとき、助けて欲しいと隊員が救助隊に依頼して応援を頼むことを「要請」【ようせい】といいます。
例としては、現場で大勢の怪我人が出たとき、救助できる人が少ない場合は本部に「救助要請」を依頼すれば救助隊を動員し、助けられる人を増やすのです。
主に、現在の状況を良い方向へ変えるべく従業員を増やしたり、知識がある者を派遣してもらえるよう強く希望して伝えます。
このように、現状を打破するため人をよこして欲しいと伝えて、みなで問題を乗り越えるとき伝える要望を指すわけです。
「お願い」とは?
願いをかなえてもらうため、用件を相手に伝えることを「お願い」【おねがい】といいます。
例えば、必要な資料があるときは部下に持ってきてもらえるように伝えて、言ったことをかなえてくれたときは言葉で感謝を伝えるのです。
職場では取引先に対して相談にのってほしいと思うとき「お願いメール」を送り、承諾をもらったとき会う日取りを決めて仕事を勧めます。
このとき、「お願い申し上げます」と丁寧語で相手に礼儀をわきまえた正しい言葉でメールを送るのです。
「要請」と「お願い」の違い
「要請」と「お願い」の違いを、分かりやすく解説します。
今、大変な状況になっているので、改善するため人をよこして欲しいと本部や救助隊に伝えるのが「要請」です。
必要なことを伝えて、悪化している状況をいっこくも早く改善し、問題を乗り越えたいと思うとき伝えるのです。
良く使われているのが救助現場であり、災害が起これば応援を頼み、逃亡した犯人を捜すために多くの応援を頼み、逮捕するときも依頼します。
もう一方の「お願い」は、相手にやって欲しいと思う要望を伝えるとき「お願いします」と丁寧にメールや電話で話すとき使われている言葉です。
主に、こちらの方から仕事や作業依頼するとき相手に対して伝えて、受け入れてもらえるように話します。
まとめ
助けて欲しいとき人へ依頼して来てもらう、必要な物を持ってくるように伝える言葉です。
ただ、人が来てもらいたいか、気軽に他人へ要望を伝えるとき使うかの違いがあると覚えておきましょう。