「ケイオス」と「カオス」の違いとは?分かりやすく解釈

「ケイオス」と「カオス」の違いとは?違い

この記事では、「ケイオス」「カオス」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ケイオス」とは?

国によって「カオス」「ケイオス」と発音します。

英語で書くと“chaos”を(かおす)と読みますが、日本では「カオス」と発音する人が大半です。

意味不明でとても理解できないといった場面を目にしたときに使います。

使い方としては、「会場がカオス状態だ」といって、隙間がないほどごったがえしていて、一つにまとまらない様子を意味するわけです。


「カオス」とは?

古典ギリシャ語に登場する「カオス」は、無秩序といった意味で使われています。

まったく統一性がなく、大中小といったものがごちゃ混ぜとなっているさまを指す言葉です。

使い方としては、「本当にカオスだ」といえば、理解不能で意味不明な場面を見て驚く人の気持ちを表します。

このように、まとまりがない状況を見て、突っ込みを入れる意味で使われている言葉です。


「ケイオス」と「カオス」の違い

「ケイオス」「カオス」の違いを、分かりやすく解説します。

この「ケイオス」「カオス」も動きが一つにまとまらない状況や、不思議な言動を見せる人の「あり得ない」といった気持ちを表すところに違いはありません。

しかし、「カオス」は日本国内だけで通じる言葉であり、海外では「ケイオス」と発音しているという違いがあります。

どちらもほぼ同じ意味で使われている言葉ですが、違う点は発音といったところだけです。

日本ではほとんどの人が「カオス」と発音し、「まさにカオスだ」と会場に来ている人たちの服装や行動にまとまりがないと異なる者が入り乱れている光景を見て、驚きの感情を表します。

「ケイオス」の例文

・『アニメ好きの人たちがコスプレして踊る光景は実にケイオスだ』
・『不思議な言葉を放つ友人は、ケイオスを感じて付き合いにくい』

「カオス」の例文

・『この本は笑いから推理のアニメが読めて、まさにカオス状態だ』
・『違う趣味を持つ人たちが同じ場所に集まった光景はカオスに見える』

まとめ

まったく同じ意味を持つ言葉ですが、日本と海外では発音に違いがありますので、自分なりに使い方を工夫して、どのような場面か伝えてみましょう。

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