世の中には、BASICを始めとしてC++、Java、最近ではPHP、Rubyなども含めてたくさんのプログラミング言語があります。
それらは高級言語と呼ばれ、人間が理解しやすい形でコーディングできるようになっていますが、コンピュータに仕事をさせるためには最終的には機械語になっている必要があります。
それでは、この「最終的には」とはどういう意味でしょうか。
また、「結局」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「最終的には」と「結局」の違いを分かりやすく説明していきます。
「最終的には」とは?
「最終的には」とは、文字通り、多くの工程やフェーズがある中の一番最後のもののことを表す言葉です。
英語では「at last」と言う表現が最も近いでしょう。
「結局」とは?
「結局」とは、「けっきょく」と読み、さまざまなことが起こって、最後にはと言う意味で使われる言葉です。
英語では、「eventually」と言う表現が、他の言い方との間の微妙な違いも含めて最も近いでしょう。
「最終的には」と「結局」の違い
「最終的には」と「結局」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、多くのことが起こる中での最終的なものや局面という意味で使われるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「最終的には」は本当に最後のことを表しますが、「結局」に関しては、本当の最後ではない場合にも使われるということになります。
例えば、何かの大会で「最終的には、勝ちました」と言えば、決勝で勝利したことですが、「結局勝ちました」は最初の試合という場合もあります。
ただ、この解釈はかなり微妙な違いなので、ほとんどの場合は同じ意味で使われているということは事実です。
「最終的には」の例文
・『最終的には立派なお医者さんになりました』
・『一進一退がありましたが最終的には勝つことができました』
「結局」の例文
・『この件に関しては結局最初からうまくいかなかったのでしょうか』
・『一進一退の末、結局勝つことができました』
まとめ
この記事では、「最終的には」と「結局」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。