大阪と京都の距離程度離れたオランダ有数の都市の特徴とは?
この記事では、オランダの都市「ロッテルダム」と「アムステルダム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ロッテルダム」とは?
南ホラント州「ロッテルダム」はオランダ第2の都市として有名。
世界的な港湾都市として知られるロッテルダム港を抱えます。
「アムステルダム」より近代的な街並みなのは言うまでもありません。
街の南には5万人収容のフェイエノールト・スタディオンがあり、2023年は「小野伸二」がかつて所属した『フェイエノールト』が優勝しパレードが行われたばかり。
首都機能の揃う事実上の首都「デン・ハーグ」とは同じ南ホラント州で車で30分程度しか離れていません。
そのため国際会議、見本市やモーターショー等が開かれる事も多く、それに見合った近未来的デザインの建築物が多く見られます。
それゆえに古い建物は減少気味と言えるでしょう。
「アムステルダム」とは?
北ホラント州「アムステルダム」は言わずと知れたオランダの首都かつ最大の都市です。
商業施設、観光地、交通拠点など都市機能は充実しています。
また国際的ハブ空港『アムステルダム・スキポール空港』は街の中心から20分程度。
『KLMオランダ航空』は『エールフランス』と経営統合した経緯もあり、世界250都市に就航中で利便性の高さは言うまでもありません。
アムステルダム中央駅から15分程度の場所に『ヨハン・クライフスタジアム』を核にショッピングモールや世界的ビール会社『ハイネケン』の運営するコンサートホールが存在。
欧州有数の国際都市ならではの利便性の高さを感じる事が出来るはずです。
「ロッテルダム」と「アムステルダム」の違い
「ロッテルダム」と「アムステルダム」の違いを、分かりやすく解説します。
「ロッテルダム」は事実上の首都機能と各施設が所在する「デン・ハーグ」までは距離的に近く、国際貿易港「ロッテルダム港」を抱えている事もありイベントやコンベンションも多い事から近未来的デザインの高層建築物の数も増えているのが特徴だと言えるでしょう。
「アムステルダム」はターミナル駅に空港やスタジアム、商業施設などインフラは充実しつつ、過去の伝統的な街並みを残しているのが特徴。
アムステルダム運河やゴッホ美術館、アムステルダム国立美術館などはその象徴と言えるでしょう。
まとめ
「アムステルダム」はオランダの首都かつ最大都市。
「ロッテルダム」はオランダ第2の都市で国際的貿易港ロッテルダム港を抱える港湾都市です。
首都機能は「ロッテルダム」から車で30分程度、「アムステルダム」から特急で60分の「デン・ハーグ」が担っています。
「アムステルダム」は空港、ターミナル駅などインフラ面では「ロッテルダム」を遥かに凌駕すると言っていいでしょう。
またそれでいて運河や国立美術館など古い街並みも多く見られます。
「ロッテルダム」は国際貿易港を抱え「デン・ハーグ」にも近い事から国際会議やモーターショー等が多数開催。
それも手伝ってか近年では近未来的な建物が増え、街並みが変化する過程だと言えるでしょう。