「言った」と「言ってた」の違いとは?分かりやすく解釈

「言った」と「言ってた」の違いとは?違い

この記事では、「言った」「言ってた」の違いを分かりやすく説明していきます。

「言った」とは?

過去に発言をしているという意味です。

「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。

数秒前の過去を指すこともあれば、数日前、数年前の過去を指すこともあります。

誰が発言をするという意味は含まれていません。

自分が発言をしている場合もあれば、他人が発言をしている場合もあります。

たとえば、「今日の夕飯は何がいい」と子どもが母親に尋ねられて、「オムライスがいい」と答えたとします。

このことを「子どもがオムライスがいいと言った」と母親の立場からいうこともできるし、「僕はオムライスがいいと言った」と子どもの立場からいうこともできます。


「言ってた」とは?

過去に発言をしているという意味です。

他人が過去に何かをいっていた場合に使います。

「日曜日にテーマーパークに遊びに行った」と友達が話していたとします。

これを聞いたAさんが、自分の家族に友達のことを話しました。

その際に他人がこういう発言をしていたという意味で、「友達がテーマパークに行ったと言ってた」という形で使います。

自分が発言した事柄についてを意味する言葉ではありません。

過去に発言していることを意味し、今現在何かを発言しているという意味でもありません。


「言った」と「言ってた」の違い

「言った」「言ってた」の違いを、分かりやすく解説します。

過去に発言をしているという意味を持つ点は同じです。

どちらの言葉も「た」は、動作や作用が過去に行われた意を表しています。

違いは誰が発言をしたのかです。

前者は、他人が発言した場合も自分が発言をした場合も使用をします。

後者は他人が発言をした場合に使用をします。

過去に自分が発言した事柄を指しては用いません。

まとめ

どちらも過去に何かを発言しているという意味ですが、誰が発言をしたのかという点に違いがあります。

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