インターネットで使われるネットスラングとして「うぽつ」と「わこつ」があります。
2つの言葉をそれぞれ何を意味するのでしょうか。
この記事では、「うぽつ」と「わこつ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「うぽつ」とは?
「うぽつ」とは、「アップロードしてくれたことについてねぎらいと感謝の意味を伝えるネットスラング」です。
画像や動画などのデータをローカルからインターネット上に転送することを「アップロード」といいます。
インターネットの掲示板やSNSには多くの人からの求めに応じて画像や動画などしてデータをアップロードしてくれる人がいます。
「うぽつ」はデータをアップロードしてくれた人に対しありがとうの気持ちを伝える言葉です。
「うぽつ」は「UP乙」に由来し「UP」は「upload」を「乙」は「お疲れ様」を意味するネットスラングです。
「アップロードお疲れ様、そしてありがとう」を略して「うぽつ」となっています。
「わこつ」とは?
「わこつ」とは、「配信してくれたことに対してお礼と感謝の気持ちを伝えるネットスラング」です。
「わこつ」は「枠取りお疲れ様」の略語です。
ツイキャスやニコニコ生放送などのライブ配信サイトでは30分や1時間などの配信枠が設定されています。
配信枠を取ってくれてありがとう、つまり視聴者のためにわざわざ枠取りをして配信してくれた苦労に対してお疲れ様とねぎらい感謝を伝える表現が「わこつ」です。
「うぽつ」と「わこつ」の違い
「うぽつ」と「わこつ」の違いを、分かりやすく解説します。
「うぽつ」と「わこつ」の違いは「感謝の内容」です。
どちらも苦労をかけたことに対する感謝とねぎらいを示す表現ですが「うぽつ」はデータをアップロードしてくれたことに対して感謝しているのに対し「わこつ」は配信枠を取って配信してくれたことに対する感謝を示しています。
YouTube動画のように動画データを投稿する場合はアップロードなので「うぽつ」がふさわしく、事前に動画を収録するのではなく配信枠をおさえてライブストリーミングで動画を提供する場合は「わこつ」が相応しい言葉になります。
まとめ
「うぽつ」と「わこつ」は同じ感謝の気持ちを伝える言葉ですが感謝する内容が異なります。
相手のどんな行為をねぎらっているのかに着目して区別してください。