この記事では、「よろしいでしょうか」と「よろしいですか」の違いを分かりやすく説明していきます。
「よろしいでしょうか」とは?
商談しているとき、相手に承認してもらうために使う言葉が「よろしいでしょうか」です。
こちらが掲示する仕事内容に不憫はなく、問題がなければこのまま進めていくという旨を丁寧に伝えます。
金額的にも日程に意義はないか聞き、納得すれば進めていくという気持ちを伝えるわけです。
主に、相手へ謙虚な態度で同意を求めるときに使われています。
「よろしいですか」とは?
それほどへりくだることもなく、普通に相手から同意を求めるとき使う言葉が「よろしいですか」です。
「この髪型でよろしいですか」と聞くように、美容院や販売員が客に同意を求めてから仕事に取り掛かる際に使います。
それほど改まった場面でない状況に使えて、同年代や年下と幅広く使える言葉です。
ただ、目上の人へ使うには軽すぎる言葉になるため、使用は控えた方がいいでしょう。
「よろしいでしょうか」と「よろしいですか」の違い
「よろしいでしょうか」と「よろしいですか」の違いを、分かりやすく解説します。
目上の人に失礼なく謙虚な態度で使えるのが「よろしいでしょうか」です。
本当に掲示した仕事内容に異論はないか確かめる際に聞き、同意を求める際に使われています。
もう一方の「よろしいですか」は本当に反論はないか客や取引先に聞く言葉です。
それほど改まった場面ではなく、サービス業で接客する側が客に対応するとき使います。
「よろしいでしょうか」の例文
・『待ち合わせは新宿駅前横でよろしいでしょうか』
・『この椅子を5時間ほど使ってもよろしいでしょうか』
「よろしいですか」の例文
・『サイズが合うか、服を着てもらってもよろしいでしょうか』
・『どのメーカーの車種にするか決めて頂いてもよろしいでしょうか』
まとめ
まったく同じ意味を持つ言葉ではありますが、使う状況や相手の年齢により使い分ける必要性があります。
どう使うかは自分でよく学び、失礼なく使ってみましょう。