優勝を争って開催される大会で行われる試合として「準決勝」と「準々決勝」があります。
どちらも重要な試合ですが、それぞれどの試合を指すのでしょうか。
今回は、「準決勝」と「準々決勝」の違いを解説します。
「準決勝」とは?
「準決勝」とは、「決勝戦の進出者を決める試合」を指す言葉です。
「準決勝」の使い方
その試合に勝てば優勝者を決定する決勝戦に進出できる戦いを指します。
一般的にはトーナメント制の大会における勝ち残った4名もしくは4チームが行う試合を指す言葉ですが、競技や大会のルールによって試合形式が異なるため2名や8チームが「準決勝」を戦うこともあります。
1位から3位までにメダルが授与されるなど順位を決定する必要がある大会では「準決勝」の敗者がその後に3位決定戦に進むため、負けたら終わりのトーナメント戦でも「準決勝」はその限りではありません。
「準々決勝」とは?
「準々決勝」とは、「決勝戦の2つ前の段階にあたる試合」です。
「準々決勝」の使い方
一般的にはあと2つ勝てば決勝に進出できる試合を指し、トーナメント大会では勝ち残ったベスト8によって行われる試合を指します。
リーグ戦とトーナメント性を組み合わせたシステムの大会では「準々決勝」に相当する試合が存在しないこともあります。
「準決勝」と「準々決勝」の違い
その試合に勝てば決勝戦に進める試合が「準決勝」、あと2つ勝てば決勝戦に進める試合が「準々決勝」という違いで区別されます。
「準決勝」が決勝戦への進出をかけた戦いなのに対し、「準々決勝」は「準決勝」への進出をかけた戦いです。
「準決勝」の例文
・『準決勝に勝って決勝に進む』
・『準決勝に勝ったのでメダルが確定した』
「準々決勝」の例文
・『準々決勝が最大の難関である』
・『予選リーグの上位8チームが準々決勝に進む』
まとめ
「準決勝」と「準々決勝」は決勝戦までの試合数で区別されます。
トーナメントの形式やリーグ戦の方式などによっても変わるので注意してください。