「博覧強記」と「博学多識」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「博覧強記」と「博学多識」の違いとは?違い

この記事では、「博覧強記」「博学多識」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「博覧強記」とは?

物事の知識を幅広く知るという意味で使われているのが「博覧強記」【はくらんきょうき】です。

知識を幅広く知るだけでなく、どのような意味があるか内容をよく学んで覚えているといった意味があります。

色々な書物を読んでは知識をいくつも得ているところが周囲を素晴らしと感じさせ、さらに記憶力に富んでいる様はまさに人を圧倒させるのです。


「博学多識」とは?

豊かな学識を得るために頑張り、一般的な常識や物の使い方まで知る人を「博学多識」【はくがくたしき】といいます。

人が知らない知識を身に付ける物知りであるため、よく勉強したと周囲を脅かせるのです。

本当に博士ではないかと思うほど専門的なことも知り、欧州の情勢からアジアの文化など多方面に精通し、記憶する才能にも長けています。

主に、多くの知識を併せ持つ人を対象に褒め言葉として使われている言葉です。


「博覧強記」と「博学多識」の違い

「博覧強記」「博学多識」の違いを、分かりやすく解説します。

物事を自分で見ては知る努力して、覚えるために能力を使うのが「博覧強記」といいます。

様々な分野の本を読んでは色々な知識を身に付ける人は記憶する力にも長けているのです。

もう一方の「博学多識」は学問を広く学び、知識得て物事を知る努力するため物知りと一般的に呼びます。

才能があると思うほど恵まれているほどの学力があり、勉強に力を入れる人を指すのです。

「博覧強記」の例文

・『兄は博覧強記で、家族や近所の人からも信頼されている』
・『必要な場面で知識を使わないのでは、博覧強記とは言えない』

「博学多識」の例文

・『博学多識な姉は教師すら知らない知識を知っている』
・『たとえ博学多識の彼氏でも、分からないことはある』

まとめ

「博」という漢字が使われている熟語を2つご紹介しましたが、多少意味が異なります。

どのような人に使えば言葉の意味をうまく引き出せるか調べてみるといいでしょう。

違い
違い比較辞典