この記事では、「ブルドッグ」と「フレンチブルドッグ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ブルドッグ」とは?
ブルドッグとはイギリスが原産の犬種の1つでで、18世紀にブルベイティング(bullbaiting)という見世物のために生み出されました。
ブルベイティングは、杭につないだ雄牛と数匹の犬を戦わせるものです。
ブル(bull)は雄牛を表しています。
その後、動物虐待法ができたことでブルベイティングは禁止となり、ブルドッグは愛玩目的でペットとして飼育されるようになりました。
また、ブルドッグの顔はシワシワですが、闘犬として活躍していた頃はあまりシワがなかったようです。
ドッグショー等で人目を引くために改良され、現在の姿になりました。
鼻は低く、ずんぐりとした体型をしています。
「フレンチブルドッグ」とは?
フレンチブルドッグとは、18世紀にフランスで誕生した犬種です。
ミニチュア・ブルドッグとパグやテリアを交配して生み出されました。
フレンチブルドッグは中型犬で、がっしりとした体格をしています。
立ち耳になっており、バットイヤー(コウモリの耳)と呼ばれます。
昔はネズミ捕りのために飼われていましたが、現在は愛玩目的でペットとして飼われています。
「ブルドッグ」と「フレンチブルドッグ」の違い
フレンチブルドッグは、ブルドッグをルーツに持つ犬種です。
ブルドッグの方がフレンチブルドッグよりも大きく、顔にはシワも多くあります。
ブルドッグは闘犬で昔は気性が荒かったのですが、現在は改良され温和になりました。
フレンチブルドッグも温厚な性格をしています。
また、ブルドッグは垂れ耳ですが、フレンチブルドッグはコウモリのような形をした立ち耳です。
まとめ
ブルドッグとパグやテリアを交配させて誕生したのがフレンチブルドッグです。
ブルドッグはイギリスが原産ですが、フレンチブルドッグはフランスが原産になります。
また、体が大きいのはブルドッグの方です。