この記事では、「あーね」と「それな」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「あーね」とは?
会話していて相手の話す内容に少しだけ共感する意味で使う言葉が「あーね」です。
うなづくときに使う若者言葉であり、「ああ、なるほど」といった意味で使い、相手へいかに納得したか伝えられる相槌として使われています。
元々は福岡県の方言として1990年代に登場した言葉であり、相手と会話しているときあいづちするために使う言葉です。
「それな」とは?
相手の話にのり、共感する気持ちを伝える言葉が「それな」です。
関西弁からきている言葉で、「ほんまそれな」という言葉から「まったくその通り」と思う気持ちを簡単に省略して伝える言葉になります。
「そうそう、それな」と自分も興味がある話に対して「わかる」と共感する気持ちを伝えるため親しい友人を対象に使うのです。
「あーね」と「それな」の違い
ここでは「あーね」と「それな」の違いを、分かりやすく解説します。
相手への相槌として使うのが「あーね」であり、「ああ、なるほど」と理解する気持ちを伝えます。
「ああ、そうだ」と伝える場面で使う言葉で、相手の話に強く感心する気持ちを省略して伝えるスラング用語です。
もう一方の「それな」は「本当にそう思う」と自分が共感する気持ちを楽しい雰囲気で伝える若者言葉になります。
相手の意見に同感するとき、「その通り」と思う気持ちを伝えるために使う言葉です。
「あーね」の例文
クラスの男子が面白いという友人に対して、自分が同感する気持ちを伝える場合。
・『あーね笑』
彼氏がテレビ番組に出演していた芸人の顔が、猿のようで面白いという人に対して「本当にそうだ」と伝える場合。
・『あーね笑笑』
「それな」の例文
人気歌手の新曲が凄くいいと思うと言ってくるとき共感する意味で使う場合。
・『それなー』
相手が駅前の店で出す料理がとても美味しいと言ってきたとき、同感する意味で使う場合。
・『そう、それな』
まとめ
若者が使うスラング用語であり、相手に共感する、同感したといった意味で使われています。
どのように使えば気持ちをうまく伝えられるかに目を向けてみるといいでしょう。