この記事では、「出張」と「外出」の違いを分かりやすく説明していきます。
「出張」とは?
「出張」は「しゅっちょう」と読みます。
意味は、「会社など組織の仕事として、他の地域や場所に臨時に派遣されること、宿泊を伴うこともある」です。
「出張」の言葉の使い方
「出張」は名詞として「出張する・した」「日帰り出張」「出張手当」などと使われます。
「出張」の語源は「出張り(でばり)」という語で「戦争で陣を張る為に戦地へ出向くこと」という意味です。
ここから転じて「他の場所で仕事する為に出向くこと」として使われる様になりました。
「外出」とは?
「外出」は「がいしゅつ」と読み、意味は以下の通りです。
2つ目は「自宅から他の場所へ行くこと」という意味です。
2つ目は「勤め先から他の場所へ行くこと、一定時間内に元の場所に戻って来る」という意味です。
3つ目は「物が外部に出てくいくこと」という意味です。
「外出」の言葉の使い方
「外出」は名詞として「外出する・した」「外出中」などと使われます。
「外」は「そと」とも読み「そとがわ」という意味、「出」は「で(る)」とも読み「ある範囲の内から外へ行く」という意味、「外出」で「ある場所の外へ行くこと」になります。
「出張」と「外出」の違い
「出張」は「他の場所で仕事する為に出向くこと、宿泊を伴うことが多い」です。
「外出」は「ある場所の外へ行くこと、一定時間内に戻って来ることが前提」です。
「出張」の例文
「出張」の例文は以下の通りです。
・『課長は明日まで出張中です』
・『出張手当を請求する』
・『日帰り出張で隣の県まで行く』
「外出」の例文
「外出」の例文は以下の通りです。
・『日曜日の午後に外出する』
・『書類を持って郵便局まで外出する』
・『営業の仕事は外出が多い』
まとめ
今回は「出張」と「外出」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。