「してくれた」と「していただく」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「してくれた」と「していただく」の違いとは?違い

この記事では、「してくれた」「していただく」の違いを分かりやすく説明していきます。

「してくれた」とは?

「してくれた」「してくれる」の過去形です。

人が自分に。

または、自分側の人に対して何か行為を行ったことを意味する言葉です。

例えば、「母が私を起こしてくれた」などといった形で使用します。

この「してくれた」は日常会話でよく用いられる言葉となり、ビジネスシーンなどに適した言葉ではありません。

例えば、「上司が私のことを応援してくれた」ではなく、「上司が私のことを応援してくださいました」と置き換え使用します。


「していただく」とは?

「していただく」「してもらう」の謙譲語です。

謙譲語は自分をへりくだることで相手への敬意を表すものとなるため目上の人に適した言葉となります。

使い方としては、「スケジュール確認してもらう」が謙譲表現を用いることで「スケジュール確認していただく」

「了承してもらう」が謙譲表現を用いることで「了承していただく」となります。


「してくれた」と「していただく」の違い

「してくれた」「していただく」の違いを、分かりやすく解説します。

「してくれた」「してくれる」の過去形です。

人が自分や自分側の人に何か行為を行ったことを意味する言葉になります。

一方、「していただく」「してもらう」の謙譲語です。

それぞれの言葉のもとは「してくれる」「してもらう」です。

「してくれる」の場合、依頼することで成立する意味が強く、「してもらう」は第三者に助けてもらう、といった意味が強いといった違いがあります。

「してくれた」の例文

・『両親が私のことを心から応援してくれた』
・『子どもが私の代わりに庭の水やりをしてくれた』

「していただく」の例文

・『上司に私たちの結婚式に出席していただくことになりました』
・『先輩に会議を進行していただくことになりました』

まとめ

以上のような違いがあるため、相手や状況に応じて「してくれた」「していただく」は使い分ける必要があります。

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