「タコス」と「タコライス」はどちらも美味しくて手軽に食べられる人気のフードメニューです。
この2つは具体的にどのような料理で何が違うのでしょうか今回は、「タコス」と「タコライス」の違いを解説します。
「タコス」とは?
「タコス」とは、「トルティーヤにひき肉や野菜などの具材をのせサルサソースをかけて食べる料理」です。
「タコス」の使い方
メキシコ発祥の料理でアメリカ大陸を中心に世界中で愛されている人気のフードメニューを指します。
使われているトルティーヤとはトウモロコシをひいて粉にしたものを水で溶き薄く焼き上げたものでトルティーヤの上に炒めたひき肉やトマト、玉ねぎなどの具材とサルサソースをのせて包み込むように仕上げると完成です。
現地では屋台でも売られている手軽なファーストフードですが、誕生したメキシコよりも海を渡って伝わったアメリカで大人気の軽食です。
アメリカではハンバーガーと並ぶファーストフードとして浸透しており全米に出店する大手チェーンから屋台のフードトラックまでさまざまなスタイルで販売されています。
「タコライス」とは?
「タコライス」とは、「ひき肉や野菜などの具材をご飯の上にのせサルサソースをかけて作るご飯料理」です。
「タコライス」の使い方
一般的なレシピではスパイスで炒めたひき肉とトマト、玉ねぎを温かいご飯の上にのせケチャップやウスターソースなど洋風のソースをかけて作ります。
特に沖縄県で広く食されている料理です。
「タコス」と「タコライス」の違い
南米発祥のトルティーヤを使った料理が「タコス」、「タコス」を参考にして作られたトルティーヤの代わりにご飯を使った料理が「タコライス」という違いで区別されます。
「タコス」が米軍関係で外国人の多い沖縄に伝わり日本独自のアレンジとしてご飯料理に置き換えられてできたのが「タコライス」です。
まとめ
「タコス」と「タコライス」は共通の具材ですがメインとなるのがトルティーヤかご飯かで区別されます。
どちらも美味しい料理ですが食感や食べ応えは全く異なります。
