この記事では、「してみます」と「試してみます」の違いを分かりやすく説明していきます。
「してみます」とは?
自ら何かに挑むとき「してみます」と丁寧に相手へ伝えます。
率先して実行する気持ちを伝えられる敬語であり、職場ではよく「挑戦してみます」といって、自分の意をしっかり伝えられる言葉です。
自分にとって困難ではあるが、己の力を高めるためあえて初めてやることに挑んで乗り越えれば良い結果が見えてきます。
他にも「実践してみます」というように、教えられた内容を応用するため実行するのです。
「試してみます」とは?
まだ効果が明らかになっていないことにあえて挑戦し、どのような利点があるか体験してみるとき「試してみます」【ためしてみます】といいます。
職場に新しいコピー機がきたときは、その機能を調べるために使ってみるとき使う言葉です。
「お札が入るか試してみます」というように、まだ何が起こるか分からないとき実践すれば、おのずとやり方や製品の良さが分かります。
「してみます」と「試してみます」の違い
「してみます」と「試してみます」の違いを、分かりやすく解説します。
これから進んで実行したり、挑戦しては結果を見るとき「実演してみます」といいます。
誰かが実践してみれば、周囲の人もやってみようと思うようになり、使ってみる気持ちにさせるのです。
もう一方の「試してみます」は新しい家電製品が入れば使ってみて、その機能の良さを体験します。
まだ使った人がいないので、その成果が分からない物を率先して試し、結果を報告する場面で使うわけです。
「してみます」の例文
・『加湿器はどのくらい部屋の空気を改善するか、実践してみます』
・『深夜になると屋根裏で気味が悪い音がするので、撮影してみます』
「試してみます」の例文
・『新商品の暖房機は10畳の部屋を暖められるか試してみます』
・『車の後部座席を実際に倒して、寝心地を試してみます』
まとめ
実行する、挑戦してみるといった場面で使えるのが「してみます」で、実際に自らが新しいものを試すとき使う言葉が「試してみます」と使い分けてみるといいでしょう。
