火山に存在するマグマからできるものには「火成岩」や「鉱物」があります。
この記事では、「火成岩」と「鉱物」の違いを分かりやすく説明していきます。
「火成岩」とは?
「火成岩」とはマグマが冷えて固まった岩石を示す言葉であり、こちらは火山付近などに存在しています。
「火成岩」の種類は火山岩と深成岩に分類することが可能です。
前者はマグマが急に冷えることで形成されたものを示す言葉であり、後者はマグマがゆっくりと冷えることで形成されたものを示す言葉です。
この2つの種類はさらに含まれる成分によって名称が分かれています。
「火成岩」はマグマが冷えたものが地表に出てきたものであり、色々な場所で観察することが可能です。
「鉱物」とは?
「鉱物」とはマグマが冷える過程で形成されるものであり、こちらは地中に埋まっているのが特徴です。
「鉱物」の種類には様々なものがあり、資源になるものから宝石として加工されるものも存在します。
「鉱物」は基本的に無機質ですが、例外として生きた生物に含まれる「生体鉱物」というものも存在します。
「鉱物」は様々なものに使われており、鉄や銅、銀、アルミニウムなどは有名です。
「火成岩」と「鉱物」の違い
この2つはどちらもマグマが冷えて固まることによって生まれます。
「火成岩」は地表近くに出てくるものであり、「鉱物」は基本的に地中に埋まっているのが特徴です。
「火成岩」の例文
・『富士山の火成岩を見てきました』
・『火成岩のサンプルが届いたので、早速顕微鏡を持ってきました』
「鉱物」の例文
・『鉱物の博物館に行ってきましたが、本当に色々な種類があって楽しかったです』
・『綺麗な鉱物を集めているのですが、最近はネットで購入できるのは便利です』
まとめ
「火成岩」や「鉱物」はマグマが冷えて固まることによって形成されます。
「鉱物」は加工されることで様々な製品や電子機器に使われています。