この記事では、「回線事業者」と「プロバイダ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「回線事業者」とは?
回線事業者は、かいせんじぎょうしゃと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、通信の伝送路といった意味を持っている回線の漢字に、事業を行う者といった意味を有する事業者の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ回線事業者は、電話回線や光回線といった回線を提供している会社を表すのです。
具体的には、NTTやソフトバンクといった会社が回線事業者として、回線事業を行っています。
「プロバイダ」とは?
プロバイダは、providerという表記も出来る言葉です。
提供するや供給するという意味のprovideから、生まれたのがこのプロバイダという言葉だったりします。
そのためプロバイダは、インターネットの接続やメールといったサービスを提供する会社を示すのです。
特に利用者がインターネットに接続出来る様に、サポートを行う業者に対してこの言葉が用いられています。
「回線事業者」と「プロバイダ」の違い
回線事業者とプロバイダの文字表記を比べてみると、使用している文字も読み方も全然違う言葉同士であると直ぐに気付けるものです。
見た目は全然似ていないものの、どちらもインターネットに関する言葉として登場するので、混同する恐れはないとは言えません。
とはいえ言葉の意味には明確な違いがあるので、そこを踏まえればきちんと使い分け可能です。
まず回線事業者は、光回線や電話回線といった回線を提供している事業者を表すのです。
もう一方のプロバイダは、インターネットへの接続サービスを提供している業者を示します。
まとめ
2つの言葉は見た目や読み方は全然似てはいませんが、どちらもインターネットに関連した言葉として利用されているのです。
お陰でごっちゃになる危険性はないとは言えないので、それぞれの言葉の意味をきちんと把握する事が大事だったりします。
ちなみに回線事業者は、電話回線や光回線といった回線を提供する事業者に対して使うべき言葉です。
対するプロバイダは、インターネットへの接続とかメールサービスを提供する事業者に対して用いるべき言葉となっています。