この記事では、「決着」と「結着」の違いを分かりやすく説明していきます。
「決着」とは?
物事に決まりがついて落ち着いた状態になること、という意味です。
ボクシングの試合のことで説明をします。
ボクシングの試合には必ず終わりがあります。
どちらかが負けて、どちらかが勝ったときが終わりです。
負け・勝ちの決まりがつくと、その試合は落ち着いた状態になります。
ボクシングのことでいうと、この負けや勝ちが決まった時点が、この言葉が意味するものです。
今度は兄弟のおやつの取り合いのことで説明をします。
ある1つのおやつをめぐって兄弟げんかをしています。
兄が食べるのか、弟が食べるのかでもめていました。
どちらが食べるのかなかなか決まらなかったのですが、最終的にはじゃんけんで決めることにしました。
じゃんけんをした結果、兄が勝ったので、兄がおやつを食べられることになりました。
こうして物事に決まりがつき、兄弟げんかは終わりました。
この終わった時点のことをこの言葉は意味します。
「結着」とは?
物事に決まりがついて落ち着いた状態になることという意味があります。
将棋のことで説明をします。
将棋の対戦は長い時間がかかりますが、いつか終わりがやってきます。
どちらかが負けて、どちらかが勝ったときが終わりです。
負けや勝ちが決まったときがこの言葉が意味するものです。
しっかりとくっつけることという意味もあります。
ハムやソーセージには、肉同士をくっつけるための成分が使用されています。
この成分が入っているからこそ、肉同士がしっかりとくっつきます。
このような成分のことを「結着剤」といいます。
「決着」と「結着」の違い
「決着」と「結着」の違いを、分かりやすく解説します。
物事に決まりがついて落ち着いた状態になることという意味は、どちらも同じです。
後者の言葉には、しっかりとくっつけることという意味もあります。
まとめ
物事に決まりがついて終わりになるという意味はどちらも同じです。