当記事では、「口語詩」と「文語詩」の相違点を明確な形で説明していきます。
「口語詩」とは?
口語詩は、こうごしと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、話し言葉という意味を持っている口語の文字に、文芸の1つの形態等の意味を有する詩の文字を付け加える事で誕生した言葉となっています。
以上の事から口語詩は、口語体で書かれた詩という意味を示すのです。
「口語詩」の言葉の使い方
口語詩は、文字通り口語体で書き記された形式の詩という意味の言葉として用いられています。
平たく言えば、日常的な会話で駆使されている様な言葉を使い、記された詩であり、口語詩はカジュアルな文体の詩です。
「文語詩」とは?
文語詩は、ぶんごしと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解可能な事ですが、ぶんしょうを書く時の言葉という意味の文語の漢字に、自然や人事から受ける感動等をリズム感のある言語形式で示したものといった意味がある詩の漢字を付け足す事により成立した言葉です。
だからこそ文語詩は、文語体で書かれた詩を表します。
「文語詩」の言葉の使い方
文語詩は、文字が指し示す通り、文語体という形式で記された詩という意味の言葉として使われているのです。
要するに、文章にだけ使われる様な日常会話の言葉とは違う、畏まった文体で著述された詩という意味の言葉として、この文語詩は使用されています。
「口語詩」と「文語詩」の違い
口語詩と文語詩の漢字表記を比較すると、最初の漢字が口と文という違いがある事を発見可能です。
所がその後ろに続くのは同じ語詩の漢字であり、双方共に詩の種類を意味する言葉となっています。
ただし口語詩は、日常会話に使われる様な話し言葉で書かれた詩を示すのです。
一方の文語詩は、文語体と呼ばれる書き言葉で記された詩を表します。
まとめ
2つの言葉は、共通の漢字がある上に、共に詩の種類に関連した意味合いを所有する言葉同士です。
とはいえ口語詩は、文字通り口語体で記された詩という意味で用いられる言葉となっています。
対する文語詩は、書き言葉である文語体によって書き記された詩という意味の言葉として使われているのです。