日本風にいえばハンバーガーとモスバーガーの関係性?
この記事では、韓国のかき氷「パッピンス」と「ソルビン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パッピンス」とは?
名前のパッは小豆、ピンスはかき氷を意味する韓国風のかき氷になります。
特徴的なのは現地では冷麺を食べる器の様なアルマイトなどの金属でのどんぶりに盛られて提供される事でしょう。
アイスや果物のトッピングが盛られて出てきますが、ビビンバや冷麺に代表されるグチャグチャに混ぜて食べる食文化・習慣由縁か「パッピンス」も混ぜてシェーキ状にして食べるのが特徴です。
「ソルビン」とは?
近年では日本進出を果たした事で知られる韓国のかき氷ならびにスイーツチェーン店。
2013年に創業し、2016年に東京都原宿に直営店を開店。
2000年代初期に流行し、日本にブームが定着した台湾のかき氷「雪花氷」や「芒果氷」と比較対象になる事も多く見られます。
実際に創業者は日本留学時代の和菓子にインスピレーションを受けた事を明かしている通り、きな粉餅や黒蜜を使ったメニューが1番人気を占めています。
「パッピンス」と「ソルビン」の違い
「パッピンス」と「ソルビン」の違いを、分かりやすく解説します。
端的に言ってしまえば「パッピンス」は韓国風かき氷を指します。
一方の「ソルビン」は韓国釜山生まれのスイーツチェーンの専門店を指すのが根本的な違いだと言っていいでしょう。
ただし「ソルビン」は数年でチェーン店を500以上展開。
海外にも出店している事で認知度は高く、現地では「ソルビン」=かき氷、若しくはかき氷を食べに行くまでに浸透したと言われます。
日本でもマクドナルドやモスバーガー=ハンバーガーや固有のチェーン店若しくはその店舗へ食べに行く行為を表現する事は珍しくありません。
そのレベルまで「ソルビン」はチェーン店名でありながら昇華したと言えるでしょう。
また「パッピンス」は混ぜて食べるのが基本とされているのが大きな特徴。
嗜好があるので混ぜないとは言い切れませんが、韓国では基本的に「ソルビン」は混ぜないで食べる認識になっているようです。
まとめ
「パッピンス」は昔からの韓国風のかき氷の名称。
「ソルビン」は2013年に釜山で生まれた韓国スイーツ専門店チェーンです。
ただしチェーン店舗の多さから認知度が上がり、かき氷=「ソルビン」として使われる事も珍しくありません。