大きな文具店に行くと様々なタイプのシャーペンが売られていることに気が付きます。
その中でも一際異彩を放っているのが「製図用シャーペン」というものです。
それでは、この「製図用シャーペン」とはどういう意味でしょうか。
また、「普通のシャーペン」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「普通のシャーペン」と「製図用シャーペン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「普通のシャーペン」とは?
「普通のシャーペン」とは、何ものでもない「普通のシャーペン」のことです。
正式には「シャープペンシル」といい、鉛筆の芯を細く成形した物をボールペンのような容器にセットすることにより、先端を削ったりすることなく、いつでも細い線が描ける物です。
様々なタイプのものがあり、用途に応じて使い分けるようになっています。
メーカーとしてはパイロット、三菱鉛筆、ぺんてるのものが人気です。
「製図用シャーペン」とは?
「製図用シャーペン」とは、製図で使用することにフォーカスして作られた特殊なシャーペンのことを指す言葉です。
その特徴としては、用途を製図に絞っているので他のケースでの使用を考えていないということでしょう。
何が違うかは後述します。
「普通のシャーペン」と「製図用シャーペン」の違い
「普通のシャーペン」と「製図用シャーペン」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つのものは、先端から鉛筆の芯を少しずつ出してゆくことによって使用するペンであることは同じですが、その名前の通り、用途が違い、そのために構造にも違いがあります。
すなわち、「製図用シャーペン」が製図の作業で使用することに特化した構造になっているのに対して、「普通のシャーペン」はある程度どんな作業にも対応できるように作られています。
大きく違うのは「製図用シャーペン」のボディが比較的細く作られていること、そして最も大きな見た目の違いはペン先の細いパイプ部分が長くなっているという部分です。
これは定規を使っていてもペン先がよく見えるという効果があります。
まとめ
この記事では、「普通のシャーペン」と「製図用シャーペン」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、普通の文具店でも両方見ることができるので、一度サンプルを試し書きしてみるのが良いでしょう。