「冬至の候」と「寒気の候」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「冬至の候」と「寒気の候」の違いとは?違い

この記事では、「冬至の候」「寒気の候」の違いを分かりやすく説明していきます。

「冬至の候」とは?

「冬至の候(とうじのこう)」とは、12月22日〜1月5日頃まで使える時候の挨拶を意味しています。

「冬至」は二十四節気の1つで、北半球では一年でもっとも昼が短くなる日で、毎年12月22日頃にあたります。

「冬至」の前は「大雪(たいせつ)」、後は「小寒(しょうかん)」となります。

「大雪」は12月7日〜12月21日頃、「小寒」は1月6日〜1月19日頃で、「冬至」はその間の12月22日〜1月5日頃になり、この時季に「冬至の候」を用いています。


「寒気の候」とは?

「寒気の候(かんきのこう)」とは、寒い季節になってきたという時候の挨拶を表しています。

「寒気の候」は12月中旬頃に使える挨拶ですが、天候には地域差があるので、それに合わせて、12月中に用いることができます。


「冬至の候」と「寒気の候」の違い

「冬至の候」「寒気の候」の違いを、分かりやすく解説します。

「冬至の候」は12月22日〜1月5日頃、「寒気の候」は概ね12月中旬頃に使われる時候の挨拶です。

「冬至の候」は二十四節気の「冬至」の期間に用いられますが、「寒気の候」は12月中旬頃、またはその地域の天候により、12月中に使用することができます。

「冬至の候」「寒気の候」には、このような違いが見られます。

「冬至の候」の例文

・『拝啓 冬至の候、皆様にはますますご清祥でご活躍のこととお喜び申し上げます』
・『冬至の候 皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます』

「寒気の候」の例文

・『寒気の候 寒さが厳しい季節となってきました』
・『寒気の候 初雪の便りを耳にする季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか』

まとめ

今回は「冬至の候」「寒気の候」の意味や違いなどについてご紹介してきました。

「冬至の候」「寒気の候」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。

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