この記事では、「カルピス」と「カルピスウォーター」の違いについて紹介します。
カルピスとは?
カルピスとは、100年以上のロングセラーとなっている乳酸菌飲料です。
1919年に発売を開始しました。
甘酸っぱくて爽やかな風味が魅力で、海外でも販売されています。
カルピスの名前の由来は、カルシウムとサンスクリット語のサルピスにあります。
サルピスは「最上」という意味があり、創業者であった三島海雲が2つの言葉を組み合わせてカルピスと名付けました。
高濃度の原液として販売されているので、水で希釈して飲みます。
昔は瓶で販売されていましたが、現在はプラスチックボトルで販売されています。
巨峰味や白桃味、マンゴー味など様々なテイストのカルピスがあります。
カルピスウォーターとは?
カルピスウォーターとは、1991年から販売されている清涼飲料水です。
カルピスと同じ味ですが、希釈せずにそのまま飲むことができます。
販売が開始された当時は缶入りでしたが、現在はペットボトル入りが主流となっています。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア、自動販売機などで販売されているので、手軽に購入することができます。
また、熱中症対策として塩がブレンドされているカルピスウォーターソルティレモンといった商品もあります。
カルピスとカルピスウォーターの違い
原液で販売されていて希釈して飲むのがカルピスで、希釈せずにそのまま飲めるのがカルピスウォーターです。
カルピスとカルピスウォーターでは、原材料にも違いがあります。
例えば、カルピスには乳成分として乳がそのまま使われていますが、カルピスウォーターでは脱脂粉乳を使っています。
乳成分の脂質は水と分離する性質があるので、水と混ざっているカルピスウォーターには使えません。
そのため脱脂粉乳を使っているのです。
まとめ
カルピスは高濃度の原液として販売されているため希釈して飲みますが、カルピスウォーターは希釈せずにそのまま飲めます。