この記事では、「カンタロープ」と「メロン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カンタロープ」とは?
「カンタロープ」とは、ヨーロッパ南部地域、アメリカ、タイなどで露地栽培されている、赤肉種系のマスクメロンのことを言います。
「カンタロープ」は「キャンタロープ」とも呼ばれ、英語では「Cantaloupe」と表記されます。
また、「カンタロープ」は和名で、「疣(いぼ)メロン」と言います。
日本では、2016年に輸入が解禁されました。
現在は中米産の「カンタロープ」が青果として日本に輸入されています。
「メロン」とは?
「メロン」とは、ウリ科キュウリ属に分類されるつる性の一年草植物のことを表しています。
原産地はインドで、日本では「マクワウリ」や「シロウリ」は縄文時代にはすでに入ってきていたようです。
西洋系の「メロン」は明治時代に渡来したと言われています。
「メロン」は果物として用いられている他にも、漬物などの食品にも利用されています。
「カンタロープ」と「メロン」の違い
「カンタロープ」と「メロン」の違いを、分かりやすく解説します。
「カンタロープ」とは、ヨーロッパ南部地域、アメリカ、タイなどで露地栽培されている、赤肉種の「マスクメロン」のことを指します。
一方、「メロン」はウリ科キュウリ属に分類されるつる性の一年草植物のことを意味しています。
「カンタロープ」は赤肉種の「マスクメロン」のことを表しているので、「メロン」に含まれます。
そのため、「メロン」の一種が「カンタロープ」になる点に違いがあります。
まとめ
「カンタロープ」は「マスクメロン」の一つですが、品種ではありません。
「マスクメロン」とは、麝香(じゃこう)のような強い香りを放つメロンの総称を意味しています。
「メロン」は西の地域へ伝わったものを「メロン」と呼び、東の地域に行ったものは「ウリ」と言われています。
「メロン」は数多くの種類があります。
機会があれば、さまざまな「メロン」を味わってみるのも良いかもしれません。