「キエーロ」と「コンポスト」の違いとは?分かりやすく解釈

「キエーロ」と「コンポスト」の違いとは?違い

この記事では、「キエーロ」「コンポスト」の違いを分かりやすく説明していきます。

「キエーロ」とは?

「キエーロ」とは土壌菌によって生ゴミを分解させる処理機です。

横幅が1メートル前後ある大きな容器を設置しその中に黒土を入れて土壌を作ります。

実際に使う際には生ゴミが全体に均等になるよう6等分して配置し、それから土と混ぜ合わせて上から乾いた黒土を被せれば自然に分解されます。

「キエーロ」は基本的に大きいものなので持ち運びすることはできません。

小型の物も出ていますが小型と言ってもプランターサイズでしかないので持ち運びして利用するのは無理があります。


「コンポスト」とは?

「コンポスト」とは生ゴミや落ち葉から堆肥を作るための装置です。

本来は家庭菜園などで堆肥が必要な人がローコストで堆肥を得るための装置でしたが、生ゴミを処理する装置として堆肥を必要としていない人が利用していることもあります。

「コンポスト」にはいくつか種類があり土壌菌によって分解するものもあれば、ミミズに生ゴミを食べさせて堆肥を作るものなど様々です。

大きさも物によって大きく違い、地面に設置する大型のものもあれば持ち運びできるバッグ型のものもあります。


「キエーロ」と「コンポスト」の違い

「キエーロ」「コンポスト」の違いを、分かりやすく解説します。

土壌に住むバクテリアの力で生ゴミを分解する生ゴミ処理機が「キエーロ」で、生ゴミや落ち葉などから堆肥を作る装置が「コンポスト」です。

「キエーロ」は全体的に大型で場所を選んで設置して利用しますが、「コンポスト」は物によっては場所を選ばず設置できますし持ち運びできるものもあります。

まとめ

「キエーロ」はゴミ処理を優先する装置なので、堆肥を作るのが目的の「コンポスト」と違い処理後の黒土は堆肥として使えるかどうかは重視されていません。

また「キエーロ」は落ち葉などの庭木ゴミをいれると消化不良を起こしかねないので、生ゴミや庭木ゴミから堆肥を作る「コンポスト」と違いあくまでも生ゴミを処理するのに特化した装置といえます。

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