この記事では、「きくらげ」と「くらげ」の違いについて紹介します。
きくらげとは?
きくらげはきのこの一種で、日本を含め中国や台湾、朝鮮、ミャンマーといった地域で食用とされています。
また、中南米にある国ベリーズでも、先住民族が食用としてたとされます。
なぜきくらげという名前が付いたのかというと、くらげのようなコリコリとした食感だからです。
木に生えるくらげという意味で、きくらげとなりました。
その他にも「みみぐい」や「みんぐそ」「みみなば」といった呼び方もあります。
きくらげはラーメンの具材や炒め物、ナムル、スープ、酢の物等に用いられる食材です。
奄美地方では、天ぷらにして食べることもあります。
日本で流通しているきくらげの多くは、海外からの輸入品です。
くらげとは?
くらげは淡水や海水に生息し、フワフワと浮遊して暮らす生き物のことをいいます。
体はゼラチン質で透き通っています。
様々な種類のくらげがおり、水族館などでも目にすることができます。
ペットショップ等でも販売されており、観賞用として飼育している人もいます。
見た目が可愛らしく、ゆったりと水に漂う姿は見ているだけで癒されると人気があります。
また、くらげには食用として食べられるものももあります。
食用になるくらげには、エチゼンクラゲやビゼンクラゲ等の種類があります。
くらげは中華料理などでよく使われる食材で、酢の物にしたり和え物などにして食べることが多いです。
きくらげとくらげの違い
きくらげとくらげは名前が似ていますが、全く違う食べ物です。
きくらげは山で採れるきのこの一種で、くらげは海などに生息する水産物です。
きくらげは、くらげに食感が似ているためきくらげという名前がつきました。
きくらげもくらげも中華料理で使われることが多いですが、きくらげはラーメンの具材としてもよく知られています。
まとめ
きくらげはきのこの一種で、くらげは水産物です。