YouTubeにおいて個人で動画を配信する人が多くなって、進化しいてきたのが録画機材、録音機材、編集ソフトなどです。
その中でも以前はプロ向けであった「コンデンサーマイク」がかなりポピュラーになっています。
それでは、この「コンデンサーマイク」とはどういう意味でしょうか。
また、「ダイナミックマイク」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ダイナミックマイク」とは?
「ダイナミックマイク」とは、英語の「dynamic microphone」をカタカナで表記したもので、世の中でマイクとして使用されているもののほとんどはこちらの方式です。
音声がマイクの中にある「ダイアフラム」と呼ばれる振動板を震わせ、それが連動しているコイルが動くことによって電気信号を作り出すことが原理になっています。
通常は3. 5mmのミニプラグか6. 3mmのノーマルプラグを使用して接続します。
「コンデンサーマイク」とは?
「コンデンサーマイク」とは、英語の「condenser microphone」をカタカナ表記したもので、微妙な音の違いも捉えることができるので、プロが録音用に使用するのはほとんどこのタイプのものです。
「ダイアフラム」がコンデンサーの電極に繋がっているため、常時電流が流れている状態でないと機能しません。
したがって、通常はファンタムプラグという、電源を供給できるプラグを使用します。
「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の違い
「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、一般的に使われているマイクのタイプであることは同じですが、内部構造が全く違うため、使用方法も音質も違います。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、音を拾う振動板に連結しているのがコイルであるのが「ダイナミックマイク」であり、連結しているのがコンデンサーの電極であるのが「コンデンサーマイク」であるということになります。
この違いによって「ダイナミックマイク」は動作するために電源は必要ないが、「コンデンサーマイク」は電源が供給されていないと機能しません。
まとめ
この記事では、「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の違いを、解説してきました。
前述のように多くのYouTuberが高性能の「コンデンサーマイク」を使うようになったことで、「コンデンサーマイク」の裾野が広がり、安価で手に入れやすいものがたくさん開発されているという状況になっていうのは喜ばしいことです。