ゴルフクラブの「ピッチングウェッジ」と「アプローチウェッジ」にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「ピッチングウェッジ」と「アプローチウェッジ」の違いを解説します。
「ピッチングウェッジ」とは?
「ピッチングウェッジ」とは、「短い距離を打つのに使うゴルフクラブ」です。
「ピッチングウェッジ」の使い方
ゴルフクラブのうちアイアンよりもシャフトが短くロフト角が大きいクラブを「ウェッジ」といいます。
現在使われているウェッジは3種類に大別されそのうちの1つが「ピッチングウェッジ」です。
飛距離は短くなるもののコントロールがしやすくなる性質があり、ウェッジの中では最も飛距離がありロフト角は45度から48度のクラブが「ピッチングウェッジ」と喚ばれます。
アイアンよりもコントロール性が高くグリーンを狙うショットやリカバリーショットに適しています。
「アプローチウェッジ」とは?
「アプローチウェッジ」とは、「グリーンへのアプローチに用いられるゴルフクラブ」です。
「アプローチウェッジ」の使い方
グリーンオンを狙うアプローチショットで用いられるクラブです。
コントロール性が高くロフト角は50度から54度と大きめですがボールの転がりに影響するバウンス角が抑えられているためバウンドしにくく、精密なショットに向いています。
「ピッチングウェッジ」と「アプローチウェッジ」の違い
「ピッチングウェッジ」と「アプローチウェッジ」の違いは「ボールの飛び方」です。
「ピッチングウェッジ」は飛距離があり低く転がりやすい軌道で打てるのに対し「アプローチウェッジ」は飛距離が出ず高く飛んで弾まないボールを打てる、という違いで区別されます。
アイアンだと高さが足りない障害物越えのショットやグリーンまでそれなりの距離があるアプローチでは「ピッチングウェッジ」を使い、グリーンまでの距離が短く精密なコントロールショットを打ちたい時に「アプローチウェッジ」を使います。
2つのウェッジよりもさらに短くロフト角が大きい「サンドウェッジ」はバンカーショットに特化したクラブです。
まとめ
「ピッチングウェッジ」と「アプローチウェッジ」は良く似た性質のクラブですが打ちたいショットによって使い分けられます。
どちらか1本だけをセットに入れることも多いのでクラブの特性を理解して使い分けてください。