「桃」と「すもも」の違いとは?分かりやすく解釈

「桃」と「すもも」の違いとは?違い

この記事では、「桃」「すもも」の違いを分かりやすく説明します。

桃とは?

桃とは、バラ科モモ属に属する果樹です。

果実は食用とされており、甘味があって人気のある果物として知られています。

また、可愛らしいピンク色の花を咲かせるため観賞用にも栽培されます。

3月から4月上旬に花が咲きます。

3月3日の雛祭りには桃の花を飾ります。

昔は旧暦の3月3日に行う行事で桃の花が咲く季節であったことから桃の節句と呼ばれるようになりました。

果物の桃は7月から8月にかけてが旬です。

皮には柔らかい産毛が生えています。

白桃や白鳳、黄桃などの品種があります。

桃の原産は中国で、日本にはかなり昔に中国から伝来しました。


すももとは?

すももとはバラ科サクラ属に属する果樹で、中国が原産です。

果実は食用になりますが、酸味が強いのが特徴になります。

桃と比較して酸味が強いことから「すもも」と名付けられました。

ただし、完熟すると甘味も出ます。

すももには「もも」という名前が付いていますが、植物学上の分類では桃よりも同じサクラ属に属するサクランボの方がすももに近いです。

日本からアメリカに渡ったすももが品種改良されたのがプラムで、プラムにはソルダムやサンタローザといった品種があります。


桃とすももの違い

桃もすもももバラ科に属する果樹ですが、桃はモモ属に属しています。

それに対してすももはサクラ属に属していて、桃よりもサクランボに近いです。

また、桃は甘味があり果物として人気がありますが、すももは酸味が強いのであまり果物としては人気がありません。

大きさにも違いがあり、桃の方が大きくて果肉も柔らかいです。

すももは桃に比べると小ぶりで、果肉も硬いといえます。

それから桃には皮に産毛がありますが、すももにはありません。

まとめ

桃はバラ科モモ属に属する果樹で、すももはバラ科サクラ属に属する果樹です。

果実は桃の方が甘味が強く、すももには強い酸味があります。

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