この記事では、「ドーハ」と「ドバイ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ドーハ」とは?
「ドーハ」とはアラビア半島に存在する国であるカタールの首都です。
カタールはサウジアラビアからペルシア湾に突き出るような形の立地にある国で、その東側にある港町になります。
カタールで最も人が集まっている都市であり、ドーハは面積は国全体で見ても狭いですが人口は非常に密集している都市です。
カタール自体外国人労働者が非常に多い国であることとカタール人以外でも不動産を買える事情が合わさり、外国人労働者を含めるとカタールの国籍を持つ総人口と同じかそれ以上の人数がドーハで暮らしています。
「ドバイ」とは?
「ドバイ」とはアラビア半島にあるアラブ首長国連邦に含まれる一つの首長国及びその国の首都の名前です。
アラブ首長国連邦はサウジアラビアの東北に位置する連邦国であり、ドバイはその中で北西のペルシア湾沿岸にあります。
ドバイは首都であるドバイ市だけで首都国を構成している首長国であり実質都市国家なので、国の名前と首都の名前が同じです。
「ドーハ」と「ドバイ」の違い
「ドーハ」と「ドバイ」の違いを、分かりやすく解説します。
ペルシア湾の南部にあるカタールの首都が「ドーハ」で、ペルシア湾の南東部にあるアラブ首長国連邦の首長国の一つが「ドバイ」です。
「ドーハ」は天然ガスと原油に経済が支えられていますが、「ドバイ」の主要経済は金融です。
都市としては「ドーハ」はイスラム教の戒律を厳守し観光地として特別優れているわけではありませんが、「ドバイ」はイスラム教圏ではあるものの戒律に対して緩く、観光にも力を入れていて数多くの観光スポットがあります。
まとめ
ペルシア湾沿岸の都市であり日本からは飛行機の乗り継ぎ先としても知られる都市ですが、所属する国も違えば都市の特色も大きく異なります。
「ドーハ」はペルシア湾の南中央あたりにあるカタールの首都で、「ドバイ」はペルシア湾南東にある首長国の一つと覚えれば、位置も離れている別の都市だとわかるでしょう。
