「減量」と「減少」の違いとは?分かりやすく解釈

「減量」と「減少」の違いとは?違い

この記事では、「減量」「減少」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「減量」とは?

量が減ったことを表すのが「減量」【げんりょう】といいます。

例えば、「体重を減量した」といえば増えた体重を減らすため食事制限したり、運動して痩せたという意味になるわけです。

蓄積された脂肪や体内の水分を減らせば体重計の数値が下がり、「減量」できます。

使い方としては、「減量は失敗に終わった」といえばダイエットがうまくいかず、痩せられなかったと分かるのです。


「減少」とは?

今ある数が減ることを「減少」【げんしょう】といいます。

使い方としては、「広葉樹が減少している」となれば色づく木の数が減っていることが分かり、今後、どのような対策すればいいか具体的に議論する必要性があるわけです。

他にも「川の水位が著しく減少した」というように、普段よりも急激に少なくなった現実を表す言葉になります。


「減量」と「減少」の違い

「減量」「減少」の違いを、分かりやすく解説します。

体重を減らすことを「減量」といいます。

「9kg減量した」といえば、体重がどの程度減らせたか表せるのです。

欠食したり、栄養価を考えたバランスの良い料理を作ります。

料理は低脂肪の食材を使い、炭水化物はあまり食べないといった点に注意するのも必要です。

もう一方の「減少」は数量が今の段階よりも減ることを意味します。

「女性の数が減少する」といえば、以前と比べて人数が減っている現実を表せるのです。

「減量」の例文

・『95kgから10ヶ月で24kgも減量できて、自分でも驚いた』
・『15kgの減量を目標に、絶対にお菓子は口にしないと決めた』

「減少」の例文

・『自動車のオイルが急激に減少した原因は、腐食にあった』
・『大好きな鰹が減少し、価格が上昇する世の中に嫌気がさす』

まとめ

減ったことを表す言葉を2つご紹介しましたが、量が減る現実を「減量」といい、数が少なくなった事実を表すのが「減少」と覚えておきましょう。

違い
違い比較辞典