この記事では、「ビラ」と「チラシ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ビラ」とは?
「ビラ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「掲示板などに張り出されている、通知用の薄い紙片」という意味です。
2つ目は、「広告・宣伝・通知用に配られる、薄い紙片」という意味です。
大量に配る目的で作るために、一般的な印刷物よりも紙の質が薄く、単色刷りや2色刷りなど、コストを安く抑えています。
大きさもA4より小さめにできていて、すぐに手に取って見られたり、折りたたんでポケットに入る様になっているものもあります。
「ビラ」の言葉の使い方
「ビラ」は広告・宣伝用語として「ビラを貼る・貼った」「ビラを配る」などと使われます。
「ビラ」の語源には以下の3つがあります。
1つ目は「片・枚(ひら)」に由来するという語です。
2つ目は「薄いものが揺れる様子」を表す擬態語「びらびら」に由来するという説です。
3つ目は、英語の「bill(張り紙)」に由来するという説です。
基本的に、「広告・宣伝・通知に使われる、低コストで印刷された薄い小型の紙片」に使われる言葉です。
「チラシ」とは?
「チラシ」とは、「広告・宣伝用に配られる、人の注意を引き付けるための紙片」という意味です。
商品・サービスの宣伝や求人などの目的で、新聞の折り込みにしたり、個別にポストに投函されたり、店頭・街頭で配られたりします。
上記で紹介した「ビラ」と同じ様に薄い紙片のものもあれば、内容を目立たせる為にフルカラーで印刷したり、冊子の様にしっかりとした仕上がりのものもあります。
「チラシ」の言葉の使い方
「チラシ」は広告・宣伝用事して「チラシを作る・作った」「チラシを配る」などと使われます。
「チラシ」の語源は動詞「散らす」の連用形「散らし」で、「多くの人に伝える為にまきちらす紙片」という意味で使われる様になりました。
基本的に、上記で紹介した「ビラ」と厳密な違いはありませんが、「チラシ」の方はサイズが大きく、中にはフルカラー印刷などのものがあることが特徴です。
「ビラ」と「チラシ」の違い
「ビラ」は「広告・宣伝・通知に使われる、低コストで印刷された薄い小型の紙片」です。
「チラシ」は「広告・宣伝用に配られる、人の注意を引き付けるための紙片、『ビラ』よりサイズが大きめでカラフルなものが多い」です。
まとめ
今回は「ビラ」と「チラシ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。