この記事では、「こぶ茶」と「こんぶ茶」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「こぶ茶」とは?
ご飯にかけてお茶漬けにしたり、唐辛子や柚子を入れてまた違った味を楽しむ人もいるわけです。
水で溶かしてもすぐ溶けて、味も刺激が少ないので飲みやすいお茶になります。
暑い季節には砂糖を入れて飲むこのお茶にはフコダインというお腹の乱れを改善し、老廃物を排出する働きがあるのも魅力です。
腸内環境を快適にしたり、鉄分が多いので貧血気味の人に最適なお茶になります。
ミネラルも多く含まれていて体調維持にも役立ち、冷え性の人にも最適な飲み物です。
「こんぶ茶」とは?
乾燥させた昆布を専用の機械で砕き、粉末状にしたお茶を「こんぶ茶」【こんぶちゃ】といいます。
粉末にした昆布に砂糖と塩で味を調えて、さらに飲みやすくするためにうま味調味料を加えるわけです。
なかには「梅昆布茶」も売り出されていて酸味が加わり、また違った旨味が楽しめます。
元々はモンゴルで飲まれていたチャイヌイ・グリプという発酵飲料が元になっている飲み物で、乳酸菌飲料として飲まれていました。
また、免疫機能が高められる飲み物でもあり、健康食品として国内では「こんぶ茶」を飲む中高年が多い傾向が見られます。
商品の中には発酵させた植物性のお茶を飲みやすく顆粒にして、炭酸水で割って飲む商品も揃うお茶です。
「こぶ茶」と「こんぶ茶」の違い
「こぶ茶」と「こんぶ茶」の違いを、分かりやすく解説します。
元々は「こんぶ茶」と呼びましたが、訛って「こぶ茶」と言うようになり、現在ではこの呼び方が主流となりました。
正式には「こんぶ茶」であり、お湯や水で溶かして飲みます。
他の使い方にはスパゲッティの味付けやうどんの汁としても使えるところが魅力です。
日本的な名前ではありますが、米国で1960年代に流行った商品であり、日本に輸入された飲み物になります。
英国でも知名度を高める「こんぶ茶」は健康を考えた若者の間でも飲まれているお茶です。
まとめ
昆布を使ったお茶を取り上げましたが、どのような商品があるか自分なりに調べて、味や香りを楽しんでみるのもいい方法となるでしょう。
