この記事では、「VT」と「VTI」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「VT」とは?
世界の実に98%もの株式市場で取り扱う銘柄に投資できるのが「VT」です。
「VT」を取り扱うバンガード社では欧州や米国だけでなく、中国や日本といったアジア、カナダ、その他多くの国の株式に精通し、買いたいと思う企業の株を自由に購入できます。
配当利回りは2. 20%、構成する銘柄数にいたっては9500にもなる充実した取引を提供する会社です。
資産総額が高い大手株を15%以上取り扱い、パフォーマンスに優れた銘柄も扱うなど、地域の分散を考えての投資がしたい人に最適な投資方法を展開しています。
配当金が受け取れるのは3月から12月の間に計4回あるのも魅力です。
「VTI」とは?
米国で取り扱う4000もの企業株から選べて、投資できる上場投資信託を「VTI」といいます。
米国内で取り扱っている銘柄のほとんどを網羅し、他社では扱っていない株にも投資できるところが最大の魅力です。
「VTI」を展開するのは「VT」と同じくバンガード社であり、配当利回りは1. 66%になります。
利回りが1%以上にもなる銘柄が揃うだけでなく、経費率が良いのも利点です。
また、米国の人気ある銘柄を「VTI」一つで複数選択して投資ができます。
1回につき60円以上の配当金が3、6、9、12月に受け取れるのです。
「VT」と「VTI」の違い
「VT」と「VTI」の違いを、分かりやすく解説します。
2008年に設立した「VT」で取り扱っている銘柄は9000以上にもなり、47カ国もの銘柄を取り扱う会社です。
分散性が高いため、欧州からアジアまで幅広く自由に投資可能であり、小型株にもしっかり対応できます。
売却益が良く、経費率は0. 07%、配当金が「VTI」よりも高い銘柄が揃うのも魅力です。
もう一方の「VTI」の設立は2001年で、4000社の米国でやり取りされている企業の株を扱うところが海外に住む人に支持されています。
伸び率が「VI」よりも良く、GAFAMは2割にもなり、経費率は0. 03%になる点が違うところです。
まとめ
バンガード社が取り扱っていますが、扱う銘柄の数や利回り、経費率に違いがあります。
異なる点をバンガード社のサイトで比較してみるのも勉強になるでしょう。