この記事では、「はしご」と「脚立」【きゃたつ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「はしご」とは?意味
2本の脚に、上がれるよう横に板を乗せたものを「はしご」といいます。
左右の脚に一定の間隔をあけて足をかけられるほどの幅の板を乗せたものであり、屋根の上にのぼって作業したり、窓を補修するときにあると便利です。
一昔前は木で作る人もいましたが、現代ではアルミ製の錆びにくく、頑丈なものを使って作業することが一般的です。
主に、外で使う「はしご」は、屋根や壁に立て使うもので、高い場所に移動するときに使います。
「脚立」とは?意味
脚が3本以上あるものを「脚立」【きゃたつ】といいます。
中心部分で脚を左右に広げれば安定感がある形になるため、天井の電球を交換したり、棚にあるものを取る、窓の拭き掃除するなど家の中や外でも使われています。
アルミ製で軽量なものは肩に担いで移動できるので人気があり、防水性が高いので洗えるのも衛生的に使えるところです。
高さはちょっと高い所に手が届く2段から、天井の照明を修理するときに便利な4段、5段、かなり高いところに手が届く6段、7段などの高さが揃います。
「はしご」と「脚立」の違い
「はしご」と「脚立」の違いを、分かりやすく解説します。
2mほどの高さがあるものから12mなど2階建ての屋根の上にあがれるものまであるのが「はしご」です。
壁に立てかけて使うものであり、屋外での高所作業に適しています。
「脚立」よりも高い場所にまであがれるので、屋根の上にのぼることを想定して使うものとして使われています。
もう一方の「脚立」は、庭木の剪定でよく使われていたり、照明を取り替える、窓を拭くなど家の中でも使われているものです。
独立して立たせられるので、壁がない場所でも使えて安定感があるため「脚立」にのりながら作業ができます。
まとめ
どちらも作業するときあると便利なものですが、脚の数や形状、高さなどに違いがあり、あとは立てかけるか、それとも独立して立たせられるためその上にのりながら作業ができるかの違いがあると覚えておくといいでしょう。