テレビなどで社交ダンスが取り上げられることも増えてきましたが、特にラテンの種目に関しては、ペアでの情熱的な踊りに魅了されます。
社交ダンスとは別のラテンダンスとして、広く踊られていのるが「バチャータ」と「サルサ」です。
この記事では、「バチャータ」と「サルサ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バチャータ」とは?
「バチャータ」とは、スペイン語では「bachata」で、1950年代にドミニカ共和国で、伝統音楽の「メレンゲ」にジャズやブルースのテイストを加えた音楽にのせて踊るダンスとして生まれました。
男女がペアで、向かい合って両手をつなぐ形を基本として、そこから横方向のステップが多いのが特徴です。
「サルサ」とは?
「サルサ」とは、1960年代から発展してきた、もともとはキューバの伝統音楽が、アメリカ音楽を吸収して生まれた同名の音楽に合わせて踊るダンスです。
ニューヨークのプエルトリカンやキューバ系のコミュニティーで盛んに踊られるようになり、そこから世界中に広がってゆきました。
特徴的なのは、前後左右に足を一歩踏み出して戻すベーシックステップとそこから左右にターンる動きです。
アメリカではかなりポピュラーになったため、ヒップホップなどのストリートダンスにも取り入れられるようになっています。
「バチャータ」と「サルサ」の違い
「バチャータ」と「サルサ」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つはラテンアメリカ発祥のダンスで、特に基本となる足のステップや腰の動きはかなり似ていますが、違いもたくさんあります。
スタイルとしては「サルサ」が比較的速いテンポの曲にあわせて、クイックなステップとターンを連続で行うことが多いのですが、「バチャータ」はミディアムテンポの曲にゆっくりとしたサイドステップとターンを繰り返すような形になります。
また、「サルサ」はペアでも、一人でもチームでも踊るのに対して、「バチャータ」は男女ペアで踊るケースが多いと言えます。
このように違いはありますが、どちらかの基本をマスターすれば、もう一方は比較的短時間に入っていけるので、一緒に教えている教室もたくさんあります。
まとめ
この記事では、「バチャータ」と「サルサ」の違いに関して説明してきました。