ダイヤモンドジュエリーを指す言葉として「パヴェダイヤ」と「メレダイヤ」がありますが、どのような意味の違いがあるのでしょうか。
今回は、「パヴェダイヤ」と「メレダイヤ」の違いを解説します。
「パヴェダイヤ」とは?
「パヴェダイヤ」とは、「小粒のダイヤを敷き詰めたようなデザインでセッティングするジュエリーの製造技法」を意味する言葉です。
「パヴェダイヤ」の使い方
「パヴェダイヤ」はダイヤモンドそのものを指す言葉ではなくダイヤモンドを使ったジュエリーの製造技法を指す言葉です。
ダイヤモンドと言うとブリリアントカットをイメージする方が多いのですが、一粒石としてセッティングされるダイヤ以外にもさまざまな装飾方法が存在します。
小粒のダイヤを敷き詰めるように並べたデザインを表す言葉が「パヴェダイヤ」です。
「パヴェ」とはフランス語で石畳のことで、敷き詰められた石畳のように小さなダイヤを整然とセッティングする技法を「パヴェダイヤ」といいます。
「メレダイヤ」とは?
「メレダイヤ」とは、「0. 2カラットに満たない小粒のダイヤ」です。
「メレダイヤ」の使い方
小粒のダイヤを指す言葉で一般的には0. 2カラット未満の小さなダイヤモンドを指します。
リング全体にちりばめたり中心石を取り巻いたりなどの装飾用に用いられます。
「パヴェダイヤ」と「メレダイヤ」の違い
小さなダイヤモンドを敷き詰めたデザインが「パヴェダイヤ」で、敷き詰めるために使われる小さなダイヤモンドが「メレダイヤ」です。
「パヴェダイヤ」は「メレダイヤ」を使ったジュエリーデザインの一種に当たります。
「パヴェダイヤ」の例文
・『パヴェダイヤのリングを購入する』
・『美しいきらめきがパヴェダイヤの魅力だ』
「メレダイヤ」の例文
・『メレダイヤを使った個性的なデザインのリング』
・『メレダイヤなのでカラットに比べて価格が安い』
まとめ
「パヴェダイヤ」と「メレダイヤ」はジュエリー業界ではよく耳にする言葉です。
混同している人も少なくありませんが全く別の言葉なので正しい意味を知っておきましょう。