この記事では、「サラサドウダン」と「ドウダンツツジ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サラサドウダン」とは?
「サラサドウダン(更紗灯台・更紗満天星)」とは、ツツジ科ドウダンツツジ属に分類されている落葉低木のことを表しています。
日本固有種で、樹高は2m〜5mくらいです。
「サラサドウダン」の開花時期は5月〜7月頃で、総状花序の鐘形の花が下向きに咲きます。
花は白黄色に紅色の縦筋があり、先が桃色になっています。
また、10月に蒴果が上向きになります。
葉は互生の単葉で、倒卵形をしていて、縁は鋸歯です。
葉は緑色ですが、秋に紅葉します。
「サラサドウダン」の別称には、「フウリンツツジ(風鈴躑躅)」などがあります。
さらに、「サラサドウダン」の英語表記は「redvein enkianthus」などになります。
「ドウダンツツジ」とは?
「ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星)」とは、ツツジ科ドウダンツツジ属に属している落葉低木のことを言います。
樹高は1m〜3m程度です。
「ドウダンツツジ」の開花時期は4月〜5月頃で、散形花序の釣鐘に似た白色の花が咲きます。
そして、10月に蒴果が上向きになります。
葉は単葉の互生で、菱形に似ていて、縁は鋸歯です。
葉は緑色で、秋に紅葉します。
「ドウダンツツジ」には、「ドウダン」、「マンテンセイ」などの別名があります。
そして、「ドウダンツツジ」は英語で「white enkianthus」、「dodan-tsutsuji」などと表記します。
「サラサドウダン」と「ドウダンツツジ」の違い
「サラサドウダン」と「ドウダンツツジ」の違いを、分かりやすく解説します。
「サラサドウダン」の花は白黄色に紅色が入っていますが、「ドウダンツツジ」は白色の花です。
「サラサドウダン」と「ドウダンツツジ」にはこのような違いが見られます。
まとめ
今回は「サラサドウダン」と「ドウダンツツジ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「サラサドウダン」と「ドウダンツツジ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。