この記事では、「ジオラマ」と「ミニチュア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジオラマ」とは?
「ジオラマ」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「立体模型、小型の主体模型と背景を組み合わせて、ある場面を縮尺して立体的に現したもの」という意味です。
2つ目は「絵画の技法で、遠近法を用いた背景画の前に、主体の模型を置き、窓からのぞくとまるで現実の光景の様に見える装置のこと」という意味です。
「ジオラマ」の言葉の使い方
「ジオラマ」は名詞として「ジオラマを作る・作った」「ジオラマ風景」などと使われます。
フランス語の「diorama」が日本語化した言葉で、「立体模型」「透視画」という意味です。
下で紹介する「ミニチュア」の類語として使われる場合、「小型の人物や物の模型と、背景を組み合わせ、ある風景を立体模型で表現したもの」になります。
「ジオラマ」の中で使われる小型模型が「ミニチュア」になります。
「ミニチュア」とは?
「ミニチュア」の意味は以下の通りです。
1つ目は「小型のもの」という意味で、物だけではなく動物も含まれます。
2つ目は「特に、精巧な小型模型」という意味で、本物そっくりに再現した小型の模型のことです。
「ミニチュア」の言葉の使い方
「ミニチュア」は名詞として「ミニチュアを作る・作った」「ミニチュア版」などと使われます。
英語の「miniature」が日本語化した言葉で「縮小模型」「縮小図」「動植物の小型種」という意味です。
「小型模型」という意味で使われる場合、縮小サイズに明確な定義はありませんが、一般的に12分の1サイズからが「ミニチュア」と呼ばれます。
「ジオラマ」と「ミニチュア」の違い
「ジオラマ」は「小型の人物や物の模型と、背景を組み合わせ、ある風景を立体模型で表現したもの」です。
「ミニチュア」は「精巧な小型模型、ジオラマの構成要素」です。
まとめ
今回は「ジオラマ」と「ミニチュア」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。