自動車の部品「中古品」と「リビルト品」は何が違うのでしょうか。
今回は、自動車の部品「中古品」と「リビルト品」の違いを解説します。
「中古品」とは?
自動車の部品の「中古品」とは、「自動車から取り外した状態そのままの部品」を意味する言葉です。
「中古品」の使い方
新品ではないすでに誰かが使った使用済みの品物のことを「中古品」といいます。
自動車の部品の「中古品」とはその部品を使用していた自動車から取り外した状態から大きく手を加えずそのまま売られている部品を指す言葉です。
簡易的な清掃やチェックは行われていますが基本的には使用していた時の状態のまま販売される部品を「中古品」と呼んでいます。
「リビルト品」とは?
自動車の部品の「リビルト品」とは、「自動車から取り外した使用済みの部品を再整備してできるだけ新品に近い状態に戻した部品」を指す言葉です。
「リビルト品」の使い方
「リビルト品」の「リビルト」とは「再組み立て」を意味します。
自動車部品の場合は一度使用された部品をできる限り分解して汚れを落とし交換できるパーツ類は新しいものに変えた再整備品を指す言葉として使われています。
金属疲労など避けられない劣化はあるものの消耗パーツなどは全て新しいものに交換しているので新品に近い性能が期待できる部品です。
自動車の部品「中古品」と「リビルト品」の違い
自動車の部品「中古品」と「リビルト品」の違いは「整備」です。
「中古品」は簡単な清掃や点検はされているものの基本的には自動車から取り外したそのままの状態で販売されているのに対し「リビルト品」は手間暇をかけて丁寧に整備されています。
「中古品」に比べて「リビルト品」は整備の手間がかかっているので価格は高めです。
「中古品」の例文
・『中古品だがまだまだ十分使える』
・『壊れにくい部品なので中古品で構わない』
「リビルト品」の例文
・『リビルト品なら全く問題なく使える』
・『リビルト品なので新品よりも安く買える』
まとめ
「中古品」と「リビルト品」では部品の状態が大きく異なります。
違いを正しく理解して部品選びに役立ててください。