「お足元の悪い中」と「ご足労いただき」の違いとは?分かりやすく解釈

「お足元の悪い中」と「ご足労いただき」の違いとは?違い

こちらの記事では、「お足元の悪い中」「ご足労いただき」の相違点を明確な形で解説していきます。

「お足元の悪い中」とは?

お足元の悪い中は、おあしもとのわるいなかと読むべき言葉です。

文字で記載されたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、足がつく地面のという意味を丁寧に表現したお足元の文字に、良くない状況でという意味を有する悪い中の文字を加える事によって完成した言葉となっています。

以上の事からお足元の悪い中は、歩き難い悪天候の状況でという意味を示すのです。


「お足元の悪い中」の言葉の使い方

お足元の悪い中は、歩き難くなる様な悪天候の中で、という意味の言葉として用いられています。

ただしシンプルに悪天候で歩き辛いという状況を表現するだけでなく、お足元と敬意を表している事から、悪天候の中で来てくれてありがとう、という感謝の意を込めつつ使用する言葉です。


「ご足労いただき」とは?

ご足労いただきは、ごそくろういただきと読むのが正解な言葉となっています。

文字で書き記されたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、足を疲れさせるという意味を丁寧に表現したご足労の文字に、もらうという意味を丁寧に示した、いただきの文字を付け足す事で成立した言葉です。

そのためご足労いただきは、わざわざ足を運んでくれてありがとうございます、という意味を表します。

「ご足労いただき」の言葉の使い方

ご足労いただきは、来てくれた事に対する感謝の意を表する際に使われる言葉です。

ご足労といった言葉の様に、尊敬語を駆使して表現した言葉であるため、足を運んでくれた事に対して丁寧に礼を言う際に使用されています。

「お足元の悪い中」と「ご足労いただき」の違い

お足元の悪い中とご足労いただきの文字表記を見比べると、使用されている文字の大半が違っている事に気付く事が可能です。

所が足の漢字は共通しており、共に足に関連した意味を所有しています。

とはいえ、お足元の悪い中は、悪天により歩き難い状況で来てくれた事に感謝の意を示す言葉です。

一方のご足労いただきは、足を運んでくれた事に対する感謝を表します。

まとめ

2つの言葉は共通する漢字を見れば分かる様に、足に関連した感謝の意味合いを指し示す言葉同士です。

もっともお足元の悪い中は、悪天候で歩き辛い状況の中で来てくれてという意味で、感謝を込めて用いる言葉となっています。

対するご足労いただきは、わざわざ足を運んでくれて有り難い、という意味の言葉として使われているのです。

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