「お足元の悪い中」と「お足元が滑りやすい中」の違いとは?分かりやすく解釈

「お足元の悪い中」と「お足元が滑りやすい中」の違いとは?違い

「お足元の悪い中」「お足元が滑りやすい中」は同じような意味を持つ言葉ですが、どのように使い分ければ良いのでしょうか。

今回は、「お足元の悪い中」「お足元が滑りやすい中」の違いを解説します。

「お足元の悪い中」とは?

「お足元の悪い中」とは、「天気が良くないのにわざわざ来てくれてありがとう」という意味で使われる言葉です。


「お足元の悪い中」の使い方

挨拶やスピーチで使われる独特な表現であり天気が悪く外出するのには向いていない天候なのにわざわざ来てくれたことにする感謝と慰労の気持ちが込められています。

悪い天気なのに来てくれた人に対する歓迎の表現であり結婚式など式典の挨拶やスピーチで用いられる表現です。

天気が悪い日に開催された式典でのみ用いられるお決まりのフレーズです。


「お足元が滑りやすい中」とは?

「お足元が滑りやすい中」とは、「悪天候で道路状況が悪い中来てくれてありがとう」そういう意味で使う言葉です。

「お足元が滑りやすい中」の使い方

雨や雪など天気が悪く道路状況が悪いにもかかわらず来てくれた人に対して使う感謝の表現です。

挨拶やスピーチで使う言葉であり日常会話では基本的に使いません。

地面にぬかるみができ滑りやすくなる雨の日や降り積もりスリップしてしまう雪の日に使います。

悪天候の時のみ使う表現なので晴れた日に使うのは誤りです。

「お足元の悪い中」と「お足元が滑りやすい中」の違い

「お足元の悪い中」「お足元が滑りやすい中」はどちらも天気が悪いにもかかわらずわざわざ来てくれたことに対する感謝の気持ちを込めた表現です。

ほぼ同じ意味ですが結婚式など祝いの席では「お足元の悪い中」「悪い」が縁起の良くない忌み言葉に当たることから言い換えとして「お足元が滑りやすい中」という表現が用いられています。

まとめ

「お足元の悪い中」「お足元が滑りやすい中」ほぼ同じ意味ですが祝いの席に相応しいかどうかで区別されています。

忌み言葉に当たるかどうかを考慮して使い分けてください。

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